読書感想「ポピュリズムの仕掛け人」ジュリアーノ・ダ・エンポリ/林 昌宏(訳)

2025年白水社から発行された本。 海外の著者を翻訳した本書では、SNSを使って一般人にカオスを仕掛けて世界を動かしてきた人物たちの手法と、一般人をSNSにくぎ付けにし世論や政治を動かしてきた様子がわかる。 SNSは皆が身分を隠して変装して参加できるカーニバルそのものである。 身分を隠せるSNSなどを使った悪ふざけが時に政治を動かしてしまう恐ろしさがある。 SNSで活躍するカ…

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読書感想「糖質と血糖値の教科書」麻生れいみ・斎藤糧三

株式会社G.B.から2017年に発行された本。 糖質を取りすぎることによる血糖値の上昇は肥満や生活習慣病になる。 糖質と血糖値の勉強ができる。学生の教科書みたいで読みやすかった。 食生活を見直し、糖尿病や脳卒中、心筋梗塞、ガンにならないようにするために糖質制限は中年以降は気にしなくてはならないのだと実感する。 成長期の子どもは成長期なのでダイエットは不要であるが成人は健…

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読書感想「トットちゃんとソウくんの戦争」黒柳徹子・田原総一朗

講談社から2016年に発行。 戦争を知る著者2名によるそれぞれの幼い頃の戦争体験と反戦の意志をうかがうことができるエピソードが書かれたエッセイ。 戦争時代の苦労、九死に一生を得た体験をし、子供の為に日本のユニセフ親善大使を1984年から務めている黒柳さん。 テレビに出ることは平和につながることを信念とする理由は考えさせられる。 無責任だったことが戦争責任という思いに至っ…

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読書感想「コンビニオーナーぎりぎり日記」仁科充及

コンビニ経営を30年続けてきた著者のコンビニにまつわる出来事がつづられたエッセイ。 2023年、三五館シンシャから発行、フォレスト出版から発売。 1990年半ばにコンビニを始めてから30年間の出来事を振り返るコンビニオーナーの妻の視点でつづられたエッセイ。 様々な出来事やトラブル、時代背景に伴って移り変わるコンビニ経営の様子が興味深く読むことができた。 コンビニの経営の…

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読書感想「パリ季記」猫沢エミ

2006年に出版された同タイトルの本であり、2022年に復刊された本書を読んだ。 扶桑社から出版。雑誌「天然生活」に連載されていたエッセイ。 2002年にフランスに移住した当時の著者のフランスのパリ生活を綴っている。 フランスのパリに対して夢を膨らませてしまう人が現実を見てガッカリする前にこの本を読んでおけばパリに対するおしゃれで優雅な街といった一方的な思い込みをせずに済むか…

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読書感想「病が語る日本史」酒井シヅ

2002年5月に講談社から発行された本。 日本の病を時代ごとに取り上げている内容の本。病と共に暮らしてきた昔の人々の様子と疫病に対する考え方が分かる。 病は海外から持ち込まれるが病気の知識も海外から持ち込まれることが殆ど。 昔の時代(奈良時代や平安時代)は病が流行したり不幸がおきるとまず怨霊のせいにし、医者よりも祈祷師や陰陽師に頼った時代があったとのこと。 それと、現代…

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